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患者への偏見と迫害の歴史

1927年(昭和2年)徳島県出身の青木恵哉は、熊本回春病院長、ハンナ・リデル女史の指示を受け、誰からも救らいの手を伸べられていなかった病者救済の ため沖縄に渡り洞窟やアダンの葉陰に隠れ住む病者たちを救済していた。 然し、地域住民の病者に対する偏見と迫害は烈しく、青木のもとに集った一行は、1932年(昭和7年)3月、羽地村を中心に起った地元住民の療養所設置反 対の「嵐山事件」、1935年(昭和10年)6月屋部、安和に起った住民の「患者焼打事件」「ジヤルマ島逃避行」などの迫害に苦しめられていた。

嵐山事件
嵐山事件
嵐山事件
ジャルマ島

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